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Wynyard
ウィンヤド
タスマニア北西部、ホバートの北西345キロに位置する。
人口:4,509(1996)、4,705(1986)、4,582(1981)、2,185(1954)、1,281(1911)、526(1901)、168(1881)。
町の名前はE.B.ウィンヤド少将にちなんだものである。彼は、ニューサウスウェールズ、ヴァンディーメンズランド、ニュージーランド方面軍の司令官を務め、1850年から1851年にかけてこの地を訪れた。かつては先住民Peerapeerがこの地域に居住していた。1840年代にヨーロッパ人による入植が行われた。1841年に村が発足し、1861年にタウンとなった。テーブル・ケープ灯台が1888年に建設された。19世紀には、タスマニア北西部で最も有名な港町となる。1912年に鉄道が開通し、1936年には空港が完成した。ファスル・ブラフFossil Bluffで、オーストラリアで最古の巨大有袋類の化石が発見された。現在、町は周辺の酪農・近郊農業地帯のサーヴィス・センターであり、同名の自治体の行政の中心でもある。
津田博司・藤川隆男1202