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Wyndham
ウィンダム
西オーストラリア北東端部、パースの北東3,229キロに位置する。
人口:868(1996)、1,329(1986)、1,509(1981)、458(1947)、32(1981)。
町の名前は総督ブルームの義理の息子ジョージ・クロウル=ウィンダムの名前に由来すると考えられており、1886年にジョン・フォレストによって名づけられた。町はウィンダム=イースト・キンバリー郡に位置し、この郡の行政上の中心地である。また、ウィンダムはケンブリッジ湾Cambridge Gulfに面している。1818年にこの湾はフィリップ・パーカー・キングによって測量された。DoolboongやMiriwoongなどのアボリジナルの居住地があったように思われる。キンバリー金鉱への補給のための港と牧畜業の拠点として1885年に町は作られた。1889年にパースからの電信線が敷かれたが、アボリジナルとの衝突が発生した。また、この頃までに金鉱ブームは終わり、町は活気を失った。1919年に国営の食肉工場が建設され、1967年に民営化された。しかし、1985年に閉鎖されている。キンバリー地区の航空医療サーヴィス施設が1935年に設置され、1942年には日本の飛行機によって爆撃を受けたが、被害者は出なかった。近年急速に発達した産業は、クロコダイルの養殖であり、生産の拡大がはかられている。町は旧市街Wyndham Portと新市街によって構成されている。
藤川隆男1202