Workinngman's Paradise

労働者の楽園

　この言葉は特に19世紀後半のオーストラリアを表現するときに一般的に用いられる。へンリー・キングズリーが、小説『ジェフリー・ハムリンの思い出』(1859)の中で皮肉的に用いたことから、この言葉は使用されるようになった。しかし、この言葉は間違って引用されることが多く、多くの人がその言葉を文字通りに理解した。ウィリアム・レインは、この言葉を皮肉をこめて題名に用いた小説The Working Man's Paradise(1892)を著した。

　師井学00