Wiseman's Ferry

ワイズマンズ・フェリー

　名前は、1817年に土地を交付された元囚人、ソロモン・ワイズマンSolmon Wiseman(1777-1838)に由来する。かれは1826年から1827年にインを開き、フェリーを借りて渡しを始めた。これがホークスバリー川の最初の渡し舟であった。かつてこの地域に居住していたのは、イーオーラあるいはダルグのアボリジナルであった。1832年に政府がこれをうけついだ。シドニーからハンター・ヴァリーへの道路工事が1820年代に始まり、1829年からホークスバリー川の北の工事が、町の向こう岸から始まった。その作業跡などが今も残る。1895年に5,000年から8,000年前のアボリジナルの壁画が発見され、1914年に公園となり、1967年国立公園となった。

　藤川隆男0403