Windsor
ウィンザー
ニューサウスウェールズ中東部、シドニーの北西56キロに位置する。
人口:21,317(1996 リッチモンドを含む)、15,491(1981 リッチモンドを含む)、4,523(1961)、1,674(1911)、1,732(1871)、1,435(1851)、1,145(1836)。
名前は、城で有名なイングランドのウィンザーにちなんで名づけられた。もとはグリーン・ヒルズと呼ばれていた。白人による入植以前、この地域には先住民のダルグDharugあるいはイーオーラの人々が居住していたと思われる。1794年シドニーに至る道が建設され、フランシス・グロウスは22人の入植者が農業を始めるのを許可した。1799年のホークスバリー川の氾濫の後、1810年総督マクウォリーが選んだ、5つの高地にある村の1つである。1811年村の広場が総督マクウォリーによってレイアウトされた。1815年マクウォリー・アームズ・ホテルが建築され、1814年に桟橋が建設された。フランシス・グリーンウェイの設計のセント・マシューズ・アングリカン教会が1817年から1822年に、裁判所が1821年から1822年に建築された。クレアモント・コテジもこのころの建築で、台所は1796年のものである。ブッシュレンジャーのジョン・ドナフーは1820年代後半、この地域で活動した。1835年に料金所、1841年にベル・インとペニンシュラ・インが建築された。1844年に建設されたペニンシュラ・ハウスには、天文学者ジョン・テバットが住み、1861年巨大な彗星を発見した。現在、町はホークスバリー市の一部であり、田園都市として栄えている。
藤川隆男1202