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Winchelsea
ウィンチェルシー
ヴィクトリア中南部、メルボルンの南西109キロ、ヴィクトリア、ウェスタン・ディストリクトの東部の町。
人口:1,027(1996)、825(1981)、1057(1961)、189(1891)、314(1861)。
地名は、イギリスのシンク・ポート(5港市)の1つであるサセックスの港町か、イギリスの貴族ウィンチェルシー伯からとられた。かつては、オースチン・フォードAustin's FordまたはバーワンBarwonとして知られていた。白人の入植以前はワタワルングのアボリジナルの居住地であった。1842年にはバーワン・ホテルが、ジロングとウォーナンブール間の駅馬車の給水地として作られた。バーワン・パーク牧場のトマス・オースティンThomas Austinは、この地に外来の多くの動物を導入した。1859年、彼はキジ、キツネ、ウズラ、野ウサギをこの農場に導入した。そのうち、ウサギが農場から逃げ出して、異常に繁殖するという問題を引き起こした。1876年には鉄道が開通している。
ウィンチェルシーはバーワン川に面しており、現在、ローン・ボーリング、釣り、ゴルフ、ドライブなどが楽しめる。バーワン・ホテルや1846年築のアングリカン教会が現存する。
坂本優一郎・藤川隆男1202