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Willunga
ウィランガ
南オーストラリア南東部、アデレイドの南47キロに位置する。
人口:826(1986)、677(1981)、475(1971)、623(1954)、537(1911)、422(1901)、532(1891)、351(1881)。
ウィランガWillungaとは、アボリジナルの言葉で「ユーカリの木の茂る場所」を意味する。かつては先住民ガーナの居住地であった。1837年に政府の補給基地として町が造られた。1839年に測量され、警察署や他の建物が建設された。1840年にブッシュ・インが開業した。1844年にメソジストの教会堂とローマ・カトリックの教会堂が建てられた。学校(今日では博物館)が1854年に建てられた。1850年代までには、小麦産業が重要な産業となり、不作となった1870年代まで発達した。新たに裁判所と警察所が1855年から1864年にかけて建てられた。1915年には鉄道が開通したが、1957年に廃線となった。1840年スレートを切る石切り工の村デラボウルDelaboleが町のはずれに造られたが、石版の需要が減少した1890年代以降衰退した。現在はオンカパリンガ市の一部である。
西海孝龍・藤川隆男1202