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Wangaratta
ワンガラタ
ヴィクトリア中北東部、メルボルンの北東237キロに位置する。
人口:15,527(1996)、16,202(1981)、10,715(1954)、4,136(1911)、1,331(1881)、1,469(1871)、503(1856)。
地名はアボリジナルに由来し、「鵜の家」あるいは「川の出会う場所」という意味だとされる。オヴンズ・クロシング・プレイスOvens Crossing Place と1838から59年は呼ばれていた。かつてはヨタ・ヨタのアボリジナルの人々が居住していた。1836年のトマス・ミッチェルの探検後に入植は始まり、38年にジョージ・フェイスフルはワンガラタ牧場を設立した。この年オヴンズ川を渡河する場所に雑貨店が開設され、集落が発達した。49年にタウンの区画が行われ、金鉱への通過地として栄えるようになった。1855年に最初の橋が架けられた。59年に裁判所が建てられ、1871年に現存する聖パトリック教会の一部が完成した。63年に自治体となり、73年には鉄道が開通した。1884年までにはタバコ工場、製粉工場、醸造工場、病院などを備えるようになり、1959年にはシティとなっている。1923年には、羊毛の加工工場が設立され、現在町の主要な産業の1つになっている。1984年にはIBMが工場を建設した。
藤川隆男0403