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Waltzing Matilda
ウォルシング・マティルダ
オーストラリアで最もよく知られたポピュラー・ソングの1つ。1895年、「バンジョー」ことアンドルー・バートン・パターソンが、クィーンズランドのウィントン付近の牧場に滞在中に詩を書いたとされる。その内容は仕事を求めて放浪する労働者、スワッグマンの冒険(「ウォルシング・マティルダ」は棒の先に荷物(スワッグ=マティルダ)を結びつけて運ぶことを意味する)の物語であった。その旋律は、スコットランド歌Thou Bonnie Wood of Craigieleaを改作したものである。「ウォルシング・マティルダ」は、1895年4月に初めてウィントンのホテルで聴衆の前で歌われ、その後幾度かオーストラリア国歌として採用されることが提案されたが、実際に採用されることはなかった。
中村武司01