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Walhalla
ウォルハラ
ヴィクトリア中南部、メルボルンの東約180キロ、モーウェルの北に位置する。
人口:54(1961)、124(1933)、1,549(1911)、1,771(1891)、1,484(1871)。
地名は、北欧神話で死んだ英雄たちが住むとされる地Valhallaに由来する。1869年にネッド・ストリンガーNed Stringerによって最初に金が発見され、1869年までストリンガーズ・クリークStringer's Creekの名で知られた。1865年から1911年までに、ロング・トンネル鉱山Long Tunnelは13.7トンもの金を産出した。単独の鉱山としては一時ヴィクトリア内で最も豊富な産出量を誇ったが、1915年に閉鎖された。その後人口は急速に減少の一途をたどった。1868年にヴィクトリア銀行が設置され、1888年の大火の後、再建された。この地代には、銀行の金庫には総計73トンもの金が貯蔵されていた。現在の町は点在する建物郡だけであり、金鉱の町であったという観光資源だけで存在する町である。
平野孝展00