Wakool

ウォークール

　町の名前はアボリジナルに由来するとされるが、意味は不明である。1842年、オーガスタス・モリスがこの地域を探検し、ウォークール川を命名したことに地名は始まる。白人の入植以前は、ウェンバウェンバのアボリジナルの居住地であった。1843年から入植が始まり、1867年に測量が行われた。1926年には鉄道が完成し、1933年に潅漑事業が始まった。鉄道建設により町の名が地図上に記載されるようになった。1942年、イタリア人戦時収容者の労働力により、米の試験栽培が行われた。1945年からは復員兵士の入植の場所になった。周辺地域では、米、小麦、果物、タバコなどが灌漑によって栽培されている。

　藤川隆男0503