Tarnagulla

ターナガラ

ヴィクトリア中央部、メルボルンの北西176キロに位置する。
人口：172(1966)、1,359(1871)。

　名前はtangulla「川の一部」あるいは、tarna-gulla「速くて、低い」というアボリジナルの言葉に由来するといわれる。ターナガラ牧場が1840年代に開かれた。1852年にサンディー・クリークSandy Creekの付近で金が発見されて、生まれた集落もサンディー・クリークと呼ばれたが、金鉱はターナガラと名づけられ、1860年に集落の名前もサンディー・クリークから変更された。1864年にはバラとなり、1915年にはベト・ベト郡に吸収された。1906年に29,650gのポセイドン金塊が発見されている。現在はゴーストタウンに近い状態である。

　片平建史・藤川隆男0303