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Sydney Harbour Bridge
シドニー・ハーバー・ブリッジ
シドニー・ハーバー・ブリッジは、オーストラリアの中で最も有名なランドマークの1つであり、ポートジャクソンの南岸ドーズ・ポイントと北岸ミルソンズ・ポイントをつなぐ橋である。イングランドのドーマン・ロング有限会社の主任技師J.C.C.ブラッドフィールドによって設計された。
シリコン鋼製のメインアーチは、長さ503メートルで、最も高い場所は、海面から134メートルのところにある。この橋は、今日もなお世界で最も幅が広く、重い橋梁建築である。湾の両岸から片持ち梁(一端だけが固定された梁)という工法で建設された。この橋の施工は1923年7月28日に始まり、1930年8月に完成したが、工事中に16人が亡くなった。1932年3月19日にニューサウスウェールズの州首相ジャック・ラングによって行われた開通式は、騎馬警官に扮装した極右団体ニューガードの一人、フランシス・エドワード・デ・グロウトが首相よりも先にテープカットしたことで台無しになった。
1980年代までに、車線が8つと鉄道線路2つが造られ、年間約4,000万人のバス・鉄道の乗客と、その倍以上の数の自家用車利用者が通行することとなった。
水野祥子01