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Steiglitz
スティグリッツ
ヴィクトリア中央部、メルボルンの西84キロに位置する。
人口:54(1947)、275(1881)、1,058(1871)。
1847年スクオッターのチャールズとロバート・フォン・スティグリッツCharles and Robert von Steiglitzにちなんで名づけられた。1853年に彼らの牧場で金が見つかった。1855年に豊かな鉱脈が発見され、2,000人以上の金鉱夫が集まった。白人の入植以前はワタワルングのアボリジナルの居住地であった。1856年に3機の掘削機が設置され、砂金の採掘も行われた。1850年代の終わりに人口が減少したが、1860年代には機械化された採鉱により新たな繁栄が訪れ、1875年には裁判所が開かれた。一時的に人口が急減したが、1894年には再び約2,000人ほどの鉱夫が働いていた。しかし、1941年には最後の鉱山が閉山となった。現在はゴーストタウンとなり、歴史公園として国立公園局が管理している。裁判所が博物館として保存されている。
藤川隆男0303