Stead,　Christina Ellen

ステッド、クリスティーナ・エレン

　博物学者の父の子として生まれ、シドニー女学校、実業学校、夜間学校、師範学校などの様々な学校で教育を受け、シドニー大学を卒業し、シドニーでしばらく教職などについた後に、1928年にオーストラリアからロンドンに渡った。1934年に出版されたSeven Poor Men of Sydneyや短編集The Salzburg Talesで文学的な成功を収め、1937年に夫で作家のウィリアム・ジェイムズ・ブレイクとともにアメリカに渡って、ハリウッドで脚本家となったり、ニューヨーク大学の講師として働いた。1968年に夫が亡くなり、1974年から彼女は再びオーストラリアに住むようになり、1983年にシドニーで生涯を終えた。House of All Nations(1938)、The Man who Loved Children(1940)、For Love Alone(1944)、Miss Herbert(1976)などの作品がある。

　水田哲朗1101