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Southern Cross
サザン・クロス
西オーストラリア南部内陸部、パースの東369キロに位置する。
人口:1,147(1996)、798(1981)、615(1933)、1,601(1911)、246(1891)。
サザン・クロスはアボリジナル、ニュンガーNyungarの居住地域であった。サザン・クロスは金鉱の町として出発し、その地名は、最初に金鉱を発見した探鉱者が、南十字星を目安に自分の位置を把握したことに由来する。1891年に裁判所が建設され、1893年に自治体となるが、直後にストライキなどが原因で金山は一時的に閉山となった。1894年に鉄道が開通し、小麦の生産が盛んとなった。金は現在も採掘され、また小麦地帯周縁に位置するサーヴィス・センターでもあり、羊や牛、豚も育てられている。
藤岡真樹・藤川隆男0203