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Seymour
シーモア
ヴィクトリア中央部、メルボルンの北98キロ、ゴールバーン川中上流に位置する。
人口:6,294(1996)、6,494(1981)、3,016(1947)、1,740(1891)、138(1854)。
地名は、1841年トマス・ミッチェルによってサマセット公爵シーモアにちなんで名づけられた。初めはNew Crossingと呼ばれていた。白人の入植以前はTaugurongのアボリジナルの居住地であった。1837年の入植後、翌年にはホードンとボニーがアデレイドへここから牛をおっていき、マリー川とゴールバーン川の合流点を確認した。1841年集落の測量が行われ、43年には警察が駐留するようになり、現在のタウンの名が採用された。ゴールドラッシュにより町が発展し、1863年ゴールバーン川に橋が架けられ、タウンが正式に公示された。1872年にはメルボルンとの鉄道が開通する。1909年キッチナーにより軍事基地の建設が勧告され、両大戦期には軍事基地が設けられた。近くのパカパンヤルPuckapunyalには、第2次世界大戦後、恒久的な陸軍基地が建設された。
藤川隆男0203