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Port Campbell
ポート・キャンベル
ヴィクトリア南部、メルボルンの西249キロに位置する。
人口:281(1996)、158(1966)、323(1961)、256(1881)。
地名は1830年代にポート・フェアリーの捕鯨基地を管理していたアレキサンダー・キャンベルに由来する。かつてはキャンベルズ・クリークとして知られていた。白人の入植するまでは、Giraiwurungの人々が居住していた。スクオッターの流入は1840年代に始まった。キャンベルはここに定住して、交易に従事した。1840年代以降、この地は補給地の役割を務め、1875年に測量され、1878年最初の公有地売却が行われた。灯台は1874年に、桟橋は1880年に建設された。鉄道はポート・キャンベルまで測量されたが、1892年にティンブーンまで建設されただけであった。現在、旅行者のためにこの間に路面電車が走っている。町の東西に広がる海岸は1964年にポート・キャンベル国立公園になった。この海岸では1840年代から1920年代の間に、47人の乗客中45人が死亡した、ロック・アード・ゴージでのクリッパー船ロック・アード号の難破など、海難事故が80回あった。ポート・キャンベルがとりわけ有名なのは、近く12使徒The Twelve Apostlesと呼ばれる奇岩があるからである。メルボルンから日帰りツアーがあるので簡単に訪れることができる。
西川俊紀0401