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Perkins, Charles
パーキンズ、チャールズ
1934-2000
アリス・スプリングズ、ノーザンテリトリー生まれ。
サッカー選手、アボリジナルの指導者。
チャールズ・パーキンズは1934年、アリス・スプリングズのオールド・テレグラフ・ステーションで生まれた。10代の時にアデレイドに移り、地元のポート・ディスル・クラブでジュニア・サッカーをプレーした。21歳でブダペストに入りプレーしていたが、このクラブで最優秀フェアプレー賞を獲得し、高額年俸選手の1人にまで成長した。エヴァートン・サッカー・クラブへ加入しようとしたが失敗に終わった後、有名なアマチュア・クラブであるビショップ・オークランドのメンバーとなった。オクスフォード戦が、彼が大学へ進学するきっかけとなった。南オーストラリアに戻ると、彼はクロアチアの主将を務め、さらにシドニーのパン・ヘレニックに移籍した。サッカーでの収入によって、シドニー大学の人文学科を修了することができた。パーキンズは、先住民の権利のためのキャンペーンを始めた。1960年代のニューサウスウェールズでの、オーストラリアにおけるフリーダム・ライドFreedom Rideを指導し、アボリジナル・トレス海峡諸島振興連邦評議会の執行メンバーとして活躍した。また、アボリジナル開発委員会の議長やアボリジナル問題担当局局長にも就任し、アボリジナル初の連邦政府部局の責任者となった。1987年、パーキンズはオーストラリア・サッカー連盟の副総裁に指名された。また、オーストラリア・アボリジナル・クリケット協会の設立責任者でもあり、1988年におこなわれた同協会のイングランド遠征の責任者としても活躍した。
坂本優一郎00