Oakey

オウキー

　この都市の名前は、川のほとりに茂るオークの木に由来する。1840年代にこの地域はヨーロッパ人によって入植されたが、都市が発展したのは1867年の鉄道の開通後のことである。この地域は以前はバルンガムBarunggamのアボリジナルの土地であった。1871年に最初の食肉会社が設立された。イングランドでワラビーのエキスの缶詰をオーストラリアン・ゲームという名前で販売したが、成功しなかった。1876年に肉の缶詰工場が建てられ、メラネシア人が雇われた。その後、ブリスベンとテンタフィールドの冷凍食品会社がオウキーの会社に取って代わった。第2次世界大戦中は空軍の大規模な訓練基地であった。

　現在は、牛肉や小麦、ピーナツが生産され、この地で加工されている。また、航空博物館もあり、オーストラリア陸軍の航空部隊の基地の町でもある。

　新林秀亮0902