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Narooma
ナルーマ
ニューサウスウェールズ南東部海岸、シドニーの南350キロに位置する。
人口:3,389(1996)、2,758(1981)、1,185(1961)、401(1911)。
名前はアボリジナルに由来し、Noorooma、「美しく青い海」を意味する。ヨーロッパ人の入植までは、この地域はドゥアガDhurgaのアボリジナルの居住地であった。1770年にその沖のモンタギュー島が、ジェームズ・クックによって確認される。パンカラPunkallaの初期の入植地は、ボダラBodallaやネリガンダNerrigundahへの港として役立った。その桟橋と製材工場の残骸が残っている。1840年代に牧場が開かれ、1861年の土地法によって農民による入植が始まった。1880年代には金が発見され、町の設立につながった。ナルーマの郵便局は1881年にオープンし、2年後に町の測量が行われた。1884年には港であることが宣言された。1888年に学校がオープンし、1892年にフェリーが運行されるようになった。1900年代からカキの養殖が発展し、漁業も行われるようになると、1940年に製缶工場が設置された。南に位置するセントラル・ティルバCentral Tilbaは、1975年にナショナル・トラストにより登録された。
海沿いに美しいゴルフ・コースを持つ町に、北から橋を渡って入るとき、本当に美しい景観が広がる。リゾート都市として発展しており、マリン・スポーツやフィッシングなどで知られている。1972年まではNooroomと表記されていた。
藤川隆男0303