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Nambour
ナンボー、ナンバ
クィーンズランド南東部、ブリスベンの北約101キロ、マルーチドーMaroochydoreから内陸へ15キロに位置する。
人口:12,205(1996)、7,965(1981)、6,219(1966)、4,678(1954)、1,150(1911)。
名前はアボリジナルのことばで「赤い花の咲くティートゥリー」の意味である。1860年代にヨーロッパ人の入植者が入ってきた。彼らの多くはギンピー金鉱で成功しなかった鉱夫であった。1890年から91年にかけて、鉄道が敷かれた。1890年代に砂糖が主な産業となり、1896年に精糖工場の操業が始まった。最近はパイナップル、マカデミア・ナッツなどの熱帯の果物が重要な生産物となってきている。また1960年代からのサンシャイン・コーストの発展とともに観光農園業も伸びてきている。近くには有名なビッグ・パイナップルと呼ばれる観光農園・動物園がある。残念なことに、長く町のシンボルであった製糖工場は閉鎖されることになっている。
安井倫子0702