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Moss Vale
モス・ヴェイル
ニューサウスウェールズ南東部、シドニーの南西129キロ、南部高地に位置する。
人口:6,108(1996)、5,690(1991)、4,415(1981)、2,748(1954)、3,096(1947)、1,555(1911)、134(1871)。
1864年、地名は最初の入植者と言われたジェレミー・モスにちなんで名づけられた。鉄道の駅は、最初はサットン・フォレストSutton Forestと呼ばれた。かつてはダラウォルのアボリジナルの居住地であった。ジョン・ウィルソンらが1798年に探検した。彼らは白人として初めて、コアラとコトドリを確認した。1810年代の末から入植が始まり、1821年にBong Bongの集落が測量されたが、発展しなかった。南部高地とジャーヴィス・ベイの探検の褒賞として、チャールズ・スロズビーに与えられた土地に、1834年から1837年にスロズビー・パークが造られた。建物は現在も残り、1823年築の小屋などともに特定の時期に一般に公開されている。1853年に将来の町の場所に数軒の家が建てられ、1861年村が公示された。1864年に土地の売却が始まり、1867年に鉄道が開通すると、駅にはサットン・フォレスト、郵便局はモス・ヴェイルと名づけられた。その後の20年間で、町は地方のサーヴィス・センターとしての施設を備えるようになり、シドニーのリゾート地としての歴史も始まった。1888年自治体となり、1933年に郡に統合された。1960年代以降、多くのシドニーの退職者が移り住むようになった。
藤川隆男0403