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Moe-Newborough
モウイー=ニューバラ
ヴィクトリア中南部、メルボルンの南東134キロに位置する。
人口:16,512(1996)、18,159(1981)、23,198(1966 ヤローンを含む)、2,260(1947)、172(1891)。
地名はアボリジナルの言葉で、湿地を意味するmoiaあるいはmouayに由来すると言われる。初めはウェストバリーWestburyとしても知られていた。かつては先住民のワイワルングの居住地であった。1850年代からヨーロッパ人の入植が始まった。1877年にモーウェル、1879年にメルボルンとの鉄道が開通した。この年タウンの測量が行われた。第1次世界大戦後の、ラトロウブ・ヴァリーの褐炭田の開発やヤローンYallournの発電所の開業は、町のさらなる発展をもたらし、これらの地域で働く労働者の住宅地となっていった。ヤローンの町も発展したが、炭田開発のために1970年代から1982年の間に撤去された。ヤローンの人々の一部はモウイーに移住した。1955年に自治体となり、1963年にシティとなった。歴史テーマパークとなっているオールド・ギップスタウンがあり、アンガス・マクミランのホームステッドなど開拓初期の頃の建造物が各地から集められている。ニューバラはモウイーの東部郊外を指す。ニューバラにはヤローンの露天掘り炭田を見学できる展望台がある。
清水寿夫・藤川隆男0403