Milparinka

ミルパリンカ

　地名はアボリジナルに由来し、「ここで水が見つかる」の意味である。白人の入植以前はおそらくKarenggapaのアボリジナルの居住地であったと思われる。1845年にチャールズ・スタートが率いる遠征隊が到達した。1880年にデポット・グレンで、1881年にはマウント・ブラウンMt Brownで金が発見されるとゴールドラッシュが起こり、人口は600人に達した。1882年にアルバート・ホテルが営業許可を受け、1883年に学校が開かれた。1885年には裁判所と刑務所が、1889年には病院が建てられた。このうち現在も利用されているのは、アルバート・ホテルだけである。現在の町はゴースト・タウンだと言ってもさしつかえない。

　真木朋子00