Margaret River

マーガレット・リヴァー

　この地域の開拓者バセル家の友人マーガレット・ウィチャMargaret Wicher(Wyche)にちなんで名づけられた。1865年に、イングランドのカントリー・ハウスを再現しようという試みにより、ウォールクリフがアルフレッド・バセルによって建てられた。マンモス洞窟が1894年に探検され、1万を超える有袋類の骨が発見された。そこには西オーストラリアでは絶滅したコアラやタスマニア狼の骨も含まれていた。タウンは第1次世界大戦後、集団入植が行われたことで発展した。1927年に鉄道が開通したが、1956年に閉鎖された。ワインの生産で有名な地域にあり、州最高クラスのレストランが町にはある。

　西海孝龍・藤川隆男0403