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Mareeba
マリーバ
クィーズランド北東部、ブリスベンの北1,781キロ、ケアンズの西64キロに位置する。
人口:1,917(1996)、1,614(1981)、829(1911)。
アサトン高原に位置する町。タバコや米、コーヒー、マンゴなどを産出する。町の名は、アボリジナルの言葉で、「水の出会う場所」を意味すると言われている。最初はアボット・クリークAbbot Creek、1893年頃までにはグラナツ・クリークGranites Creekと呼ばれていた。白人の入植以前はイディニーYidinyのアボリジナルが居住していた。ジェームズ・マリガンがバロン川Barron Riverを探検中に、1875年に町の場所でキャンプを張った。1876年に、ジョン・アサトンが入植し、80年に彼の建てた宿から町が成長し、アサトン高原最初の町となる。93年にケアンズから鉄道が開通した。1928年からタバコの生産が始まり、オーストラリア最大のタバコ生産地となった。現在も主要な産物はタバコであり、地域では米や熱帯果物も栽培している。アルバニアからの移民の建てたモスクは町の特徴的な建築物である。
藤川隆男0902