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Lal Lal
ラルラル
ヴィクトリア中央部、メルボルンの北西約120キロ、バララットの南東に位置する町。
人口:104(1961)、161(1871)。
地名は、「滝」を意味するアボリジナルの言葉に由来する。考古学的に非常に重要な土地である。白人の入植以前はワタワルングWathawurung(Wathaurong)のアボリジナルの居住地であった。バララットのフェニックス鋳造所が1873年から鉄鉱床を開発し、最初の試験溶鉱炉で1874年に銑鉄が作られた。1880年から1881年に建設された溶鉱炉は、オーストラリアの植民地時代から残る唯一のもので、世界的にもこのタイプでは最良の保存状態にある。路面馬車が1874年に完成した。鉄の生産は、高コストのため1885年で終了した。
山口典子00