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Lake Cargelligo, Lake Cargellico
レイク・カージェリコウ、レイク・カジェリゴウ
ニューサウスウェールズ中央部の町、シドニーの西約500キロに位置する。
人口:1,218(1996)、1,258(1992)、1,240(1981)、166(1881)。
地名はアボリジナルに由来し、「大きな湖」を意味する。かつてはカージェリコウとして知られ、1919年にレイクがつけ加えられる。白人による入植以前は、ウィラージューリーあるいはニャンバーのアボリジナルの居住地であった。1817年にラクラン川を航行していたジョン・オクスリーが辿り着き、リージェント湖と名づける。1836年トマス・ミッチェルは、これをカジャラゴングCudjallagongと名づけた。最初のヨーロッパ人入植者はフランシス・オークスで、1842年頃ガジェルガGagelluga放牧場 (後にカージェリコウに改称)を獲得する。1873年に金が発見され、1879年には村が官報で告示され、現在の名前となる。1881年までには金の採掘は事実上終わる。1902年に湖はラクラン川の流れを調節する貯水池となる。1917年に鉄道が開通し、その結果農業が拡大した。町は、小麦や羊毛、果樹などを生産する農業地域のサーヴィス・センターであり、1,430ヘクタールの湖は野生動物保護区になっている。
宮崎章・藤川隆男0403