Junee

ジューニー

　町は、もとはアボリジナルのウィラージューリーの居住地であった。地名はその言葉で「私に話しかけてください」という意味のjuneeに由来するとされる。1840年代にJewnee牧場が開かれ、1863年ジューニーJewneeの村が公示された。これは後にOld Juneeと呼ばれるようになった。1881年ジューニーの東を通る鉄道に駅が設置され、ジューニー・ジャンクションと呼ばれた。しかし、1883年にロフタスLoftusと改名されたが、1885年にはこの駅を中心に新しいジューニーのタウンが公示された。この地域の大部分は牧畜地帯であるが、ジューニーは鉄道の町であり、シドニー・メルボルン間の重要な乗換駅として発展していった。1886年には地方自治体として公示され、1890年には裁判所、1896年にはロフタスホテルが建設された。現在鉄道は事実上経済的意味を持たないが、町はカノーラ油や小麦を生産する農業地帯の中心地として、様々なサーヴィスを周辺地域に提供している。

　藤川隆男0203