オーストラリア辞典
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Jabiru

ジャビルー


ノーザンテリトリー中北部、ダーウィンの東約250キロ、カカドゥー国立公園の東境に位置する。
人口:1,696(1996)、1,741(1991)、1,022(1981)。


 名前はポルトガル語が起源ではあるが、アボリジナルたちが「オーストラリアクロクビコウノトリ」を意味する語として用いてきた。白人の入植以前は先住民Konbudjの居住地であった。1970年にレインジャーで、71年にジャビルーカJabilukaで、ウランが発見されると、そこで働く労働者の居住地として町は生まれた。採掘をめぐり先住民と鉱山会社が対立したが、1978年、ノーザン・ランド・カウンシルは、アボリジナルに鉱山採掘権料を支払うという条件で鉱山開発に同意した。1981年には処理施設が建設され、生産が始まり、当時オーストラリア唯一のウラン採掘場となった。

 藤村あい0602