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Holman, William Arthur
ホウルマン(ホルマン、ホールマン)、ウィリアム・アーサー
1871-1934
ロンドン生まれ。
政治家、ニューサウスウェールズ首相(1913-20)、法廷弁護士。
1871年、ロンドンに生まれる。1888年に家族とともにオーストラリアに移住。両親はともに役者。ホウルマン自身は家具職人となり、ニューサウスウェールズの労働運動に積極的に参加するようになる。1898年には、ニューサウスウェールズの下院議員となった。ホウルマンは雄弁家として知られ、広範な社会改革の必要を訴えた。ボーア戦争には反対する立場を取っていた。労働党の議員として活動していたが、徴兵制導入に賛成の意思を示したため、1916年に労働党から除名された。しかし、ホウルマンは、1913年から20年まで、労働党及び、党除名後は国民党政府のニューサウスウェールズ首相を務めるなど、様々な役職についた。また、ホウルマンは1903年に弁護士資格を取得し、20年には王室顧問弁護団の1人に任命されている。1931年からホルマンは、統一オーストラリア党UAPの連邦議会議員となり、34年に死ぬまで議員を務めた。
三木一太朗00