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Hahndorf
ハーンドーフ
南オーストラリア南東部、アデレイドの郊外南東28キロに位置する。
人口:1,727(1996)、1,274(1981)、638(1954)、808(1947)、504(1933)、685(1911)、461(1881)。
1838年にアデレイドにドイツ人の52家族を連れて来た、ジーブラ号の船長であるダーク・メインハーツ・ハーンにちなんで名づけられた。ヨーロッパ人による入植以前はガーナあるいはPeramangkのアボリジナルが居住していた。第1次世界大戦中に、反ドイツ主義のために議会の立法によってアンブルサイドに改名されたが、1935年に元の名前に戻された。1838年に探検され、1839年に入植された。入植者たちは懸命に働き、土地を開墾し、穀物やブドウの木を植えた。1839年にジャーマン・アームズ・ホテルがオープンし、1842年にニクソン風車が建てられた。1854年にはオーストラリアン・アームズ・インに営業許可が与えられた。1857年にハーンドーフ・アカデミーが設立され、英語とドイツ語の教育が行われた。1871年に新校舎に移転し、校舎は1916年まで学校として使われた。現在その校舎は、ドイツ民俗博物館や、ハーンドーフに住んでいた画家ハンス・ヘイゼンの絵画のギャラリーとして使われている。ルター派の聖ミカエル教会が1859年に作られた。シュエッツェンフェストという射撃大会が1864年以来催されている。現在、アデレイド郊外の最も有名な観光の拠点の1つとなっている。ドイツ料理屋や多くの商店を見て楽しむには、少なくとも半日は必要である。
松本圭一・藤川隆男0303