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Glen Innes
グレン・イネス
ニューサウスウェールズ北東部の都市、シドニーの北約670キロに位置するニューイングランドの主要都市のひとつ。
人口:6,101(1996)、6,052(1981)、4,030(1911)、288(1861)。
兵士であり開拓者でもあるアーチボルド・イネスにちなんで、A.モスマンによって名づけられた。白人による入植以前はGrumbainggirあるいはYugambalのアボリジナルの居住地であったとされる。1830年代に牧用地として開かれ、1851年にタウンの区画が行われ、翌年公示された。1872年には自治体となった。牧草地保護委員会が1864年に設けられ、裁判所が1873年から1875年に建てられ、タウン・ホールや鉄道も相次いで建設された。バターやブーツ生産も始まった。1912年には、オーストラリアの地方都市で最初のボーイスカウトが生まれた。第2次世界大戦後には退役軍人の入植が行われ、1959年からは、サファイヤの採掘が始められた。初期からケルト色の強い町であり、「ひげ面の町」としても知られている。ケルト系の入植者を記念する石碑the Australian Standing Stonesが町の郊外の小丘センティニアル・パークランズにある。現在、周辺地域は混合農業地域であり、サファイアやスズの採掘も行われている。
山崎雅子00