Loading
Emerald
エメラルド
クィーンズランド中東部、ブリスベンの北西918キロに位置する。
人口:9,345(1996)、4,628(1981)、406(1891)。
町の名前の由来は、P.F.マクドナルドが1860年代に設立したエメラルド・ダウンズ牧場に由来する。マクドナルドは雨が降った後の植物の緑に強い印象を受けて、この名をつけたのである。かつて、ガンガルー(ガナルー)Gangalu(Gangulu)のアボリジナルが住んでいた。この地域を最初に探検したヨーロッパ人はライカートである。1860年代には、いくつかの金鉱や銅鉱が存在し、1879年には鉄道が開通し、その駅の周辺に町が設立された。1972年にダムが完成し、大規模な灌漑が行われるようになった。エメラルドの主要農産物はヒマワリと牛肉などであるが、1980年にグレゴリー露天堀炭田がオープンしたことにより、町はさらに発展した。クィーンズランド中央大学付属カレッジの研究センターがある。
田中穣・藤川隆男0103