Dunolly

ダノリー

　1846年にアーチボルド・マクドゥーガルが、クラン・マクドゥーガルの所在地ダノリー・カッスルの名をとって牧場を名づけた。それ以前はモライアガル・フィールドMoliagul Fieldと呼ばれていた。白人の入植以前はウェンバウェンバ（ウェンバ・ウェンバ）Wembawembaのアボリジナルの居住地であった。ダノリー・ゴールド・ワイナリーは1845年に設立されたが、ヴィクトリア最古の酒の販売免許を受けた店であった。1852年から53年にかけて金が発見され、ダノリーの町が徐々に形成された。1856年の本格的なゴールドラッシュの後、モライアガルを含む地域で、ヨーロッパ人や中国人など、35,000人以上の人口の流入へと繋がった。1862年にタウンホールが建てられた。「ウェルカム・ストレンジャー」と呼ばれる当時世界最大の金塊が1869年北部で見つかった。78,831グラムの重さがあった。1874年メアリバラからの鉄道が開通した。1976年には5,600グラムの金塊が見つかった。小麦、羊毛、木材などが周辺地域で生産されている。

　見国祐也・藤川隆男0303