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Cootamundra(旧Cootamundry)
クータマンドラ
ニューサウスウェールズ南東部、シドニー南西385キロに位置する。
人口:5,879(1996)、6,540(1981)、3,352(1911)、237(1871)。
町の名前はウィラージューリー・アボリジナルの言葉で「カメ」、「沼地」、「低地」を意味する。公式に現在の綴りになったのは、1952年になってからである。1830年代にクータマンドラ牧場が建設された。村は1860年頃に設立された。ゴールドラッシュにより町の人口は増加し、郵便局、警察署、ホテルなどが建てられた。1870年に村で最初のカトリック教会が建設された。1877年に鉄道が開通し、1885年に自治体となった。この後の10年間に町の主要な建物、監獄、タウン・ホール、病院などが建設された。また、ニューサウスウェールズで最も古いカントリー・ゴルフクラブが1895年に設立された。
年間降水量は616ミリと少なく、主な産業は牧羊であり、革なめし工場などが多い。クータマンドラ・ワトルというアカシア科の木が有名である。また有名なクリケット選手ドナルド・ブラッドマンDonald Bradmanの出身地である。その他、クータマンドラ・ゴールドとは、この地域で生産されたカノーラ油のことである。
菅原潤哉・藤川隆男0103