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Coober Pedy
クーバ・ピーディー
南オーストラリア中央部、アデレイドの北西858キロに位置する。
人口:2,762(1996)、2,492(1991)、2,103(1986)、2,078(1981)、66(1933)。
地名はアボリジナルの言葉で「地中の白人の穴」を意味するkupa pitiに由来する。白人の入植以前はアラバナのアボリジナルの居住地であった。クーバ・ピーディーにある多くの住宅は、1日の気温が摂氏40度を越える強烈な夏の暑さから逃れるために地中に作られている。1911年にオパールが採掘されたが、わずかな量であった。しかし、1915年には大量のオパールの鉱脈が発見され、町も建設された。世界で最も巨大なオパール「オリンピック・オーストラリア」が1956年に発見されている。1960年にタウンとして布告され、1981年には地方自治体が設立された。しかし、オパールがすべてに優先されており、町の設備は整っておらず、上水道が本格的に供給されるようになったのは1985年のことである。
藤岡真樹・藤川隆男0203