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Chillagoe
チラゴウ
クィーンズランド北東部、ブリスベンの北約2,030キロ、ケアンズの西205キロに位置する。
人口:202(1986)、124(1966)、1,497(1911)。
名前は1880年代にジョン・アサトンの息子ウィリアムによって設立された牧場の名に由来する。白人の入植以前は、先住民Kuku-yalanjiの居住地であった。1887年には銅が発見され、それが町の発展に結びついた。この地区にはマンガナMunganaをはじめとした多くの鉱山町が開かれた。1900年にはマリーバとの鉄道が開通したが、1901年に開かれた銅、亜鉛の精錬所は1914年に閉鎖された。これらは1919年に州政府によって再開されたが、1942年に閉鎖された。1922年にクィーンズランド州はマンガナ鉱山を購入したが、これが政治スキャンダルを導くことになった。最終的には鉱山も1943年に閉山した。第2次世界大戦以降多くの採掘会社による調査が行われている。また、観光開発による町の発展も構想されている。
美谷吉孝 0902