Charleville
チャールヴィル
クィーンズランド中南部、ブリスベンの西758キロに位置する。
人口:3,327(1996)、3,507(1991)、3,523(1981)、5,154(1961)、3,460(1947)、1,934(1911)、58(1871)。
地名は、1868年、W.A.タリーが測量を行ったときに、アイルランドのコークにある同名の町の名にちなんで名づけられた。白人の入植以前はGunggariあるいはKunjaのアボリジナルの居住地であった。ワラゴウ川the Warrego Riverのほとりに位置し、しばしば洪水に見舞われてきた。現在はマーウエイ郡Murweh Shire(人口:5,014、2001年)の中心都市である。1847年にエドマンド・ケネディーが探検し、1861年から翌年にかけて、ウィリアム・ランズバラWilliam Landsboroughがこの地を探検した。1862年に、最初のヨーロッパからの入植者がガウリー牧場Gowrie Stationを設置。1865年にこの牧場の周りに集落ができ、1894年に地方自治体として認められるようになった。1888年、鉄道が開通した。1922年、現在のカンタス航空にあたる、クィーンズランド・アンド・ノーザンテリトリー・エア・サーヴィスがこの地で初めての定期便を運行し始めた。
1902年に降雨実験のために巨大な大砲が発射されたが、その大砲が現在も町の公園に保存されている。また、1881年に建設されたクィーンズランド銀行は、歴史協会の建物として保存されている。町の近くにはユーカリのプランテーションがあり、1,500種類のユーカリが栽培されており、見学も可能である。
藤村あい・藤川隆男1202