Loading
Bunyip
バニヤップ、バニャップ
バニヤップはオーストラリアの想像上の怪物で、湖や沼地に生息すると言われている。19世紀半ばのシドニー・モーニング・ヘラルドの通信員によると、バニヤップはおよそ6ヵ月の子牛程度の大きさで、色は濃い茶色、首は白鳥のように長く、頭部はとがり、大きな耳があり、頭部から首にかけて濃いたてがみがあり、2本の大きな牙を持つという。バニヤップは悪霊や悪魔とも言われたが、19世紀後半には、ヒトとサルとの間の「ミッシング・リンク」であるとさえ言われた。 Bunyip Aristocracyという形で形容詞として用いられることもある。
山口典子00