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Bacchus Marsh
バッカス・マーシュ
ヴィクトリア中南部、メルボルンの北西50キロに位置する。
人口:11,279(1996)、9,689(1991)、6,224(1981)、3,288(1961)、491(1871)、695(1854)。
この地名は、1838年に湿地帯を埋め立て町を建設した、入植者の指導者W.H.バッカスに由来する。大邸宅が、1840年頃からバッカスのために建設された。白人による入植以前は、先住民ワタワルングの居住地であった.
ヨーロッパ人は、1837年にこの地に入植した。ボーダー・インは、1850年に開設され、バララット金鉱への最初の駅となった。裁判所と監獄、ナショナル・バンクは1858年から59年にかけて建設され、現在すべてナショナル・トラストに登録されている。ミルバンクは1855年頃に土着の建設技術を用い建てられた。1858-59年建設の石造橋は1963年に修復された。コンデンス・ミルクなどを生産する工場が1890年に建設された。褐炭がマッディングレイMaddingleyで1943-44年から採掘されるようになった。また、1915年までこの周辺はオーストラリアのアンチモンの約半分を産出する地域でもあった。現在はメルボルンのベッドタウンであると同時に、工業都市でもある。
藤川隆男1202