Araluen

アラルーエン

　地名はアボリジナルに由来し、「スイレンの場所」という意味。ハッピー・ヴァレーとも呼ばれた。この地域はかつてYuinのアボリジナルの人々が占有していた。1827年に入植は始まり、1851年に金が発見された。ゴールドラッシュで興隆し、金の枯渇とともに衰退した典型的な町の1つである。1853年にホテル、1858年に郵便局が設置され、1868年から69年にはニューサウスウェールズで第2の金鉱となる。最盛期には15,000人の金鉱夫がこの地域で活動したが、金の採掘が終わった後は衰退し、現在は数件の建物が残るのみである。第2次世界大戦まで金の採掘は続いた。1900年代に協同組合のチーズ工場がオープンした。

　藤川隆男00