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Alexandra
アレクサンドラ、アレグザンドラ
ヴィクトリア中央部、メルボルンの北東130キロに位置する、ゴールバーン川上流の町。
人口:1,859(1996)、1,790(1986)、2,014(1966)、1,039(1871)。
地名は、後のエドワード7世の妻となるプリンセス・オヴ・ウェールズの名に由来する。古くはレッドゲイト Red Gate という名で知られていた。白人の入植以前はTaungurongのアボリジナルの居住地で、入植後には「忠実な虐殺」と呼ばれる先住民の虐殺が起こった。1859年には白人のように農耕を行いたいという請願を行っている。1866年に、レッドゲイト採掘場で金鉱が発見された。1867年に町は測量され、1869年には郡が成立した。金鉱は1870年代に、周辺の90平方キロ以上にまで拡大した。また、この地は、ウッズポイントの金鉱とジャミソンとを繋ぐルートにおける、ゴールバーン川の渡渉地としても重要であった。しかし、1884年までに金の鉱脈は枯渇した。金の枯渇後は、農業が町を支えるようになる。1909年に鉄道が開通し、ユニオン銀行が1888年から翌年にかけて建設された。
藤川隆男1202